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耳の角度が大きいため、正面を向いてしまっている立ち耳。立ち耳だと耳が大きく見えたりして困り、女性は髪の毛で隠そうとする。
欧米では「サタンの耳」などと言われ嫌がられる傾向がある。日本ではもちろんそんなことはないが、見た目の上で気にする人は多い。
この立ち耳を治すには手術をするしかない。
立ち耳の原因は本来耳を寝かせる役目を果たすはずの軟骨が未発達で逆に前に押し出してしまうものである。よって手術はこの軟骨の状態を修正することになる。
耳の後ろを切開し、耳を前に押し出している軟骨を露出させて適当な角度に固定するというもの。
手術時間は三十分から一時間程度。患者にとっては非常に簡単に終わり手軽にできる手術であり、これで立ち耳の悩みは解消される。
手術のあとしばらくの間耳が腫れるが、それも数日程度でおさまる。
以上に挙げた手術法は従来から用いられているオープン法と呼ばれるものであるが、この方法だと耳の後ろに傷ができたり、耳の腫れが大きいという欠点もある。その欠点を解消するべく近年、クローズ法という手術方法が登場している。これは皮膚を切開することなく、針穴から軟骨を切開するというもので、従来よりも腫れも小さく、出血も少なくすむ。
このように、立ち耳の手術は患者にとってはそれほど負担のかかるものではない。しかも技術の進歩でさらに手軽なものになっている。立ち耳で悩んでしまっている人にとっては非常にありがたい話であろう。