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立ち耳というものをご存知だろうか? 立ち耳と言われてもピンとこない人がほとんどだと思われる。そもそも耳が立つとはどういうことなのか? など疑問を抱く人もいるだろう。
通常、耳は頭に対して約三十度の角度でついている。立ち耳とはこの角度が四十度以上になっている状態を言う。この立ち耳は耳の軟骨が未発達であることが原因である。本来耳の軟骨は耳を頭に寝かせる働きをするのだが、未発達である場合、逆に前に押し出してしまうのである。
立ち耳だと向き合う人から耳がよく見える状態になる。欧米ではこのような耳を「サタンの耳」などと言って嫌うため、立ち耳の手術が多く行われている。
日本ではもちろん悪魔のように見られることは滅多にないが、立ち耳だと耳がどうしても大きく見られてしまい、気になるものである。じっさいのところ、耳が大きいというのは目立つもの。あまり立ち耳で目立つようだと第一印象が耳、ということにもなりかねない。
とくに女性は立ち耳が気になって耳を隠すようなヘアスタイルをしてしまうことが多い。これだと好きなヘアスタイルを楽しむことができないし、隠せば隠すほどコンプレックスを抱いてしまうものである。
この立ち耳は手術で治すことになる。一般的な方法としては耳の後ろ側を切開し、耳を前に押し出している軟骨を露出させ、適当な角度に固定するという方法がとられる。
このように、立ち耳かどうかでその人の印象が大きく変わってしまうものである。耳の角度か少し違うだけの立ち耳。しかしそれによって印象が百八十度、とまでは言わないまでも大きな角度の変化をもたらす厄介なものである。